自然リンパ球

自然リンパ球(ILCs: Innate lymphoid cell)は、白血球 の中にある リンパ球 の一種です。21世紀に入ってから発見されたリンパ球で、T細胞, B細胞 が持つ 抗原レセプター を持っていないため、NK細胞 と同じグループに所属します。

放出する、サイトカイン の種類により、グループ1(ILCs 1), グループ2(ILCs 2), グループ3(ILCs 3)に分類されます。

  • グループ1(ILCs 1)は、炎症を引き起こしたり、インターフェロン という サイトカイン を放出し、マクロファージ の動きを活性化させます。肺 や 皮膚 などの 上皮細胞 じょうひさいぼうに傷がついた時に放出される、サイトカイン で活性化し、ヘルパーT細胞 の数百倍の サイトカイン を放出し、好中球こうちゅうきゅう を呼び寄せます。
  • グループ2(ILCs 2)は、皮膚 や 肺, 腸間膜ちょうかんまく に多くあり、寄生虫 の感染や アレルギー に関係していると言われています。
  • グループ3(ILCs 3)は、消化管の粘膜中にあり、腸内細菌 と 腸管免疫 のバランスを取るために重要な働きをしていると考えられています。

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