持続点滴と電気毛布

先日、妻に電気毛布をプレゼントして貰いました。寒い夜も暖かく快適に眠ることが出来るので、とても助かって居るのですが、持続点滴による治療中に電気毛布を利用するのはあまり宜しくないらしいので、メモとして掲載して置きます。

持続点滴治療を行っている方、行う必要がある方は、電気毛布などの暖房器具の使用に注意が必要になる場合があります。

持続点滴のポンプ

持続点滴のポンプ

僕が受けている治療はFOLFIRI療法です。FOLFIRI療法以外の治療法でも、持続点滴が利用される場合があります。
全ての持続点滴が同様な仕組みになっているかは不明ですが、僕が使用している持続点滴は、フォルダーの内部が二重になっていて、抗がん剤が入っている内袋に圧力をかけて、薬剤が体内に注入される仕組みになっています。
そして、その注入スピードは『温度センサー』と言う部品によってコントールされる仕組みになっています。

『温度センサー』は胸に貼り付けるなどして、体温を感じ取り、薬液が注入される速度をコントロールしています。
通常、『温度センサー』には患者の平熱が伝わり、その温度に対して48時間(FOLFIRI療法の場合)かけて薬液が体内に注入される様に設定されています。そのため、暖房器具などの利用により、実際には注入時間が前後してしまう事になります。

電気毛布を利用すると、全身の温度が体温より高い状態に保たれる事になります。肌着やパジャマなどの衣服により、温度センサーが電気毛布に直接触れる事は無いとは思いますが、体温が高くなる事で想定より早い速度で薬液が注入される場合があります。

治療法によっても差異はあると思いますが、想定以上に早い速度で薬液が注入される事で身体に負担が掛かってしまうなどの問題が発生する場合もある様です。
電気毛布などの暖房器具を利用している場合には、治療期間中は電気毛布の電源を入れない、低温に設定するなどの対策が必要になる様です。

僕の場合、想定以上の 悪心おしん を感じ制吐剤せいとざい(吐き気止め)を多く服用する事になりました。普段より、悪心が強いなと感じた場合などは、暖房器具の影響で体温が想定以上に高くなっている事が要因だった。などの場合もあるので、意識してみるのも良いかも知れません。

なお、想定より早く持続点滴が終わってしまった場合には、念の為に病院へ連絡を入れる必要がある場合もあります。持続点滴治療を受ける方は、事前に看護師さんや薬剤師さんなどの医療従事者に確認して置く事をお勧めします。

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