足湯の魅力

健康講座の勉強会に参加して来ました

少し前に、ある病院主催の健康講座に参加して来ました。主に、高齢者を対象とした、手軽にできる健康維持のための勉強会と言う感じの講座でした。
おもしろい話しをいろいろと聞いて来ました。その中で、『がん患者にも、積極的に使えるのでは無いないかな?』と思える物があったため、紹介してみます。

健康講座の感想

講座の内容は、多岐に渡っていました。高齢者を中心とした一般市民が手軽に始められる様な内容に絞った内容だったので、深く突っ込んで学ぶと言うよりは、『こんな方法やこんな方法もあるよ。』『この中から、始められそうなところから取り入れて見てね。』と言う様な感じの内容でした。
この、『始められるところから』と言うキーワードはとても大切だな。と感じました。いくら身体に良いと言っても、多くの人が簡単に始めることができて、経済的にも身体的にも長続きできる様な内容で無いと全く意味はありません。そう言う意味では、一般市民に寄り添った、とても実用的な講義だったな。と感じました。

足湯の魅力

いくつか、気になる内容があったのですが、その中でも特に『これは良いかも。』と感じた物が、足湯でした。

帝京平成大学の上馬場和夫教授の研究によると、『ぬるめのお湯で、足湯にはいると、副交感神経が優位になって、リラックス効果が得られる。』と言う事が分かった。と言う事でした。

交感神経と副交感神経のバランスは、我々の身体を健康的に保つ上で、とても大切な働きをしています。特に、がん患者にとっては、免疫系を良い状態に保つ上で、交感神経と副交感神経のバランスを保つ事はとても大切なことです。
特に、副交感神経を優位に保たせる事は、現代的な生活を送っているととても難しい事なので、様々な方法論を知ってる事はとても大切な事になります。

『ぬるめの温度』ですが、具体的には、38℃~42℃程度の温度が適当だそうです。時間的には、15分前後が良いとの事でした。別の資料では、7分~20分程度が良いと言う研究もある様です。
仏教大学の新田紀枝教授の研究では、時間ではなく、汗ばんできたら、入浴を終えるのば良いと言う研究もある様です。

炭酸入浴剤を使うと効果的

足湯は、白湯で入浴しても十分な効果を得る事ができると言う事ですが、炭酸入浴剤を使用すると良い。と言う話しもありました。具体的には、『バブ』みたいな入浴剤ですね。最近では、濁り湯や様々な香りの物など、様々な物が売られていますね。

炭酸ガスにより、毛細血管の血流が活発になり、温浴効果を得られやすくなったり、香りなどから得られるリラックス効果も、副交感神経を優位にするために、効果的だと言う話しでした。

炭酸入浴剤の注意事項

炭酸入浴剤について、ちょっと注意事項も紹介されていました。炭酸入浴剤のパッケージを良く読むと書かれているそうですが、炭酸入浴剤は入浴前にお湯に入れて、完全に溶かした状態でないと、十分な温浴効果が得られないそうです。
炭酸入浴剤が持つ温浴効果は、炭酸入浴剤が溶ける際にでてくる泡に含まれているのではなく、完全に溶けきった後に出てくる、目に見えない様な細かな泡にあるそうで、毛細血管の血流を増やし、十分な温浴効果を得るためには、炭酸入浴剤が溶け切った状態で無いと意味が無いそうです。

実は、僕も完全に誤解していました。パッケージを良く読むと、溶け切った後に入浴すること。の様な注意書きがしっかりと書かれていました!(バブと、カインズのプライベードブランドの物で確認。)

ちなみに、炭酸入浴剤が完全に溶け切ってから、30分程度は見えない泡が、湯船の中に十分な量溶け込んでいるそうです。
足湯であれば、十分過ぎる量の炭酸ガスが溶け込んでいる。と言う事の様です。

足湯でも、ノボせる事がある

『ぬるめの温度』でも、汗をかく位の時間(体質にも依りますが、7分~20分程度)入浴していると、身体の芯まで十分に温まる事ができる事ができるそうです。
それ以上入浴を続けてしまうと、足湯と言えともノボせてしまう事もあるそうで、注意が必要だと言う事でした。
ノホせの状態は、血管が拡張し、血流が増加している状態で、血液内の水分が少なくなっている状態で、特に高齢者では、身体に大きな負担となるそうです。

汗をかき始めたら入浴を終了し、ポカリスエットの様なスポーツドリングなどで、水分補給する事が勧められる。と言う事でした。

足湯は、身体への負担が少ない

全身浴、半身浴と比較しても、足湯は身体への負担が少ない入浴法と言えるそうです。特に、心肺への負担が少なく、特に高齢者や病弱な人には都合が良い入浴法だと言う紹介がありました。

しかも、足には全身のツボが点在しているため、血液循環が良くなることで、全身の状態を良くする効果が得られやすいとされているそうです。
そう言う意味では、全身浴や半身浴よりも、効率的な入浴法とも言えるそうです。

全身浴や半身浴には、それぞれに利点があるので、足湯だけで十分な効果が得られるとまでは言えない物の、足湯だから十分なリラックス効果が得られないと言う事はありませんし、ノボせる可能性まであるほど、十分に身体中を温める事ができるそうです。

寝付けない日に、特におすすめ

足湯には、全身浴に負けないほどの入眠効果があります。身体の芯まで温める事ができるため、寝る前に足湯に入ると、ぽかぽかの状態で眠る事ができるそうです。

特に寒い日には効果的で、身体への負担を最小限度に抑えつつ、十分な入眠効果が得られる方法だそうです。
眠りが浅くて、なかなか眠ることができない方にもお勧めする事ができる方法と言う解説でした。

免疫効果を高める可能性もある

京都看護大学の豊田久美子氏の研究によると、20分間足湯に浸かった人の血液を調べる実験を行ったところ、70%の人のナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化した事を突き止められているそうです。

ナチュラルキラー細胞は、がん細胞を貪食するリンパ球としても知られているため、がん患者にとっては、嬉しい研究結果とも言えます。

入浴後のチェックを忘れずに

高齢者はもちろんの事、足湯(全身浴, 半身浴でも同様に)から上がったら、十分なクールダウン時間を確保すると共に、血圧, 脈拍を確認し、急上昇していない事を、必ず確認する事。と言う注意事項を受けました。
足湯は、全身浴, 半身浴に比較して負担が少ない入浴法ではありますが、入浴と言う行為じたい身体には大きな負担をかけるため、心肺機能が落ちている人は、医師の指示を受けて、湯温や入浴時間をコントールすべきである。と言う話しでした。

基本的には、ぬるめの温度(38℃~42℃程度)で、汗をかく程度の時間(7分~20分)、入浴する事が基本になりますが、途中で気分が悪くなったり、ドキドキして来たら直ちに入浴をやめて、十分なクールダウン時間をとる事が大切です。と言う事でした。
当たり前な事の様ですが、意識している人は少ないかも知れません。

個人的な感想

ここからは、僕が自分で体験した感想です。いわゆる、『個人的感想』ってヤツでする。そのつもりで読んでください。

我が家には、足湯用のバケツと湯温計があるので、足湯バケツを使いましたが、足湯用のバケツが無い場合には、普通のバケツで代用しても大丈夫です。
足湯用のバケツは十分な容量があるので、足をつけても溢れる様な事はありませんが、普通のバケツの場合、バケツの下にビニールなどをひいて、溢れて来ても大丈夫な対策をした方が良いと思います。

個人的な感想ですが。汗をかくまで、十分に入浴した場合、クールダウン時間を十分に確保し、スポーツドリングなどで水分補給を行う事を忘れてはならない。と言う注意事項は大げさでは無いな。と感じまた。
その位、身体が温まりました。足湯、バカにはできません。

カインズ オリジナルブランドの、濁り湯の入浴剤をいれて、15分位入浴してみましたが、途中でなんどか冷たい飲み物が欲しくなり、最終的には額に薄っすらと汗をかく程度まで温める事ができました。
リクライニングが効く椅子を使い、本を読みつつ過ごしたので、あっと言う間に15分経ってしまった。と言う印象でした。
全身浴の時ほど、身体への負担は少ないな(ドキドキしてしていないな。)と言う印象でしたが、脱力感を感じる様な疲れたような感覚がありました。

もちろん、ポカポカのまま眠る事ができましたし、翌朝も、まだポカポカが残っていました。身体の芯まで十分に温まる事ができる。と言う言葉は本当だな、と言う印象でした。身体の中心部が暑くて、ほてってしまう様な感じでした。
この位、身体の芯が温まっていたら、免疫機能は十分に保つことができるだろうな。と感じました。

入浴後に、バケツのお湯を捨てて、バケツを拭いたり、乾かしたりと言う手間はかかる物の、十分、リラックスを得る事ができたな。と感じました。

とても気持ち良かったし、ぐっすりと眠る事ができたのは、とても良かったです。全身浴より効果的だったかも知れません。
準備と、後片付けは全身浴と比較すると、ちょっと大変かな。と言う印象でした。全身浴の方が楽かな。
でも。足湯なら、副作用が少し楽になった頃から入浴できるかも。全身浴よりは、身体への負担はズット少ない印象。十分温まる事ができるから、ぐっすりと眠る事ができる。免疫力を保つ事を考えると、足湯は魅力的。

十分に時間があって、『最近眠りが浅いな・・・』と思える時、またやろうかな。って感じかな。毎日は、ちょっと難しいかも。

って感想でした。

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